近年日本の不動産投資家に人気なのは、経済成長や人口増加が著しいフィリピンです。特にマニラ首都圏やセブなどは日本人移住者も多く人気の移住地となっています。
この記事では日本人に人気のエリアごとに、不動産価格やターゲット傾向などをご紹介。フィリピンへの移住をお考えの方や、不動産投資先にフィリピンを選んでいる方はぜひ参考にしてください。
フィリピンは不動産投資先として魅力がある?フィリピンの不動産市況とは
フィリピンの各エリア人口分布、世代ごと、今後の人口ピラミッドの傾向などを解説
ケソン
ケソンの地域的特徴
ケソンはマニラ首都圏の中で最も大きい市として、全体の面積の約4分の1を占めています。
名門フィリピン大学やアテネオ大学がある他にも、社会保障庁などの中央政府官庁やその出先機関として、電力公社や火山地震研究所などがあります。
また国立心臓センターをはじめとする高度医療機関も所在。ケソンは政治や文化、医療の中心地として重要な役割を担っています。
ケソンのターゲット傾向
ケソンの不動産価格
物件名 | オレアンプレイス |
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総戸数(階建て) | 611戸(40階建て) |
間取り | スタジオタイプ~3ベッドルーム |
間取り | 約1,195万円~4,461万円 |
オルティガス
空港から約15㎞ほど北東にあるエリアで、高速道路・スカイウェイも開通しアクセスが良いのが特徴。オフィスビルが多く立ち並び、今後の不動産投資エリアとしても注目されています。
オルティガスの地域的特徴
世界的に有名な企業の支社やアジア開発銀行などの他にもBPO企業が多数あることでも知られています。
また世界で3番目に大きいショッピングモールやホテルなども立ち並び、観光客にも人気のエリア。フィリピン国内ではマカティに次ぐ第二位の経済都市として、ますます発展が期待されます。
オルティガスのターゲット傾向
オルティガスの不動産価格
物件名 | ワン シャングリラ プレイス |
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総戸数(階建て) | 1,304戸(64階建て) |
間取り | スタジオタイプ~2ベッドルーム |
価格 | 約1,417万円~4,167万円 |
ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)
フィリピン最大の財閥「アヤラコーポレーション」によって開発された、フィリピンを代表する近未来都市。マカティから南東に11㎞の場所にあり、タギッグ市の一部がBGCになっています。
BGCの地域的特徴
1995年にフィリピン軍の軍用地を開発したエリア。道路は碁盤の目のように整備され、高層オフィスビルや高級ホテル、商業施設などが並んでいます。
また各国の大使館や外国人学校も多く、外国人駐在員が多い街です。さらにフィリピン政府関連機関の本部をマカティから移す動きがみられるため、今後の発展に大いに期待が持てます。
BGCのターゲット傾向
BGCの不動産価格
物件名 | ザ シーズンズ レジデンス |
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総戸数(階建て) | 313戸(43階建て) |
間取り | 1ベッドルーム~3ベッドルーム |
価格 | 約3,639万円~1億147万円 |
マカティ
マカティの地域的特徴
元々はアメリカ統治時代に開発が始まり、マカティの中心地域はフィリピンの財閥アヤラ一族が所有していました。多くの外資系企業や高級ホテル、コンドミニアムなどが建設され、フィリピンの経済の中心地として不動産投資家が集まる場所でもあります。
マカティのターゲット傾向
マカティの不動産価格
物件名 | ジ エリス |
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総戸数(階建て) | 237戸(30階建て) |
間取り | スタジオタイプ~3ベッドルーム |
価格 | スタジオタイプ~3ベッドルーム |
パサイ
パサイの地域的特徴
マニラ湾に面した沿岸部はマニラベイエリアとして「リゾート・ワールド・マニラ」をはじめとするカジノ複合リゾート施設が数多く並んでいます。このカジノを目当てにする観光客が多く訪れるほか、世界でも10本の指に入る大きさのショッピングセンター「SMモールオブアジア」があります。
パサイのターゲット傾向
パサイの不動産価格
物件名 | ショア2レジデンス |
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総戸数(階建て) | 5,488戸(A/B棟18階、C棟17階建て) |
間取り | 1ベッドルーム |
価格 | 約754万円 |
セブ
セブの地域的特徴
セブは南側が海、北側が山という地理的環境で、古い下町がある海沿いの地域と、近代的な山手のエリアに分かれています。セブの主産業は観光業で、セブ周辺の島にはビーチリゾートやダイビングスポットなどがあります。またフィリピンのBPOにおける主要地域でもあり、世界各国から金融やIT企業が進出しています。
セブのターゲット傾向
セブの不動産価格
物件名 | マンダニ ベイ キー |
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総戸数(階建て) | T1:1,118戸 T2:796戸(49階建て) |
間取り | スタジオタイプ~2ベッドルーム |
価格 | 約973万円~2,926万円 |
まとめ
今回はフィリピンの主要エリアにおける不動産のターゲット傾向や不動産価格について解説してきました。
フィリピン国内ではやはりマニラ首都圏やセブ首都圏があらゆる分野における中心となります。フィリピンへの移住やフィリピンの不動産投資をお考えの方は、ぜひこのエリアで考えてみてはいかがでしょうか。